4月9日台東リバーサイドスポーツセンターにおいて恒例の古武道振興会による日本古武道大会が開催されました。
演武会の冒頭に新役員の発表がありました。
著名な古流の先生方が役員をされることなりました。わが大東流も近藤勝之本部長が常任理事に任命されました。私たちも武道発展と保存の為にお役にたてればと意を強くいたしました。
当日は本部長の代理として本部指導員の皆さんと演武をしてまいりました。 一般観客の皆さんにとっては、おそらく初めての大東流の演武、また他流の先生方の目前での演武はなかなか気を使うものです。 一番重要視していることは、礼法です。上座や観客の位置関係。礼を失することの無いように注意深く履行していきます。技の練習は当日しませんが、出入りには必ず確認してから演武を行います。その次は本部長に日頃から厳しく指導いただいている武道としての6要素をいかに表現できているかに気を使って行います。これからも大切にしたい心構えと思っております。
日頃から入退場の礼法や神前に対しての礼法が違うことを疑問に思っていました。
この大会で多くの先生方にお聞きすることができました。神道流の飯篠先生、大竹先生。柳生新陰流の柳生先生。立見流の加藤先生。一刀流の宮内先生。当流の本部長を交て意見交換ができたこと、とても勉強になりました。
英信流抜刀兵法の森本先生に西の道場は土間作り、関東以北は床張り道場。よって礼法は異なるとのご意見をいただきました。他流の先生方が集まる大会ならでは学びでした。ご指導いただきました先生方に改めて感謝申し上げます。