第53回 和道流空手道連盟全国大会にご招待いただきました。
この大会は流祖大塚博紀先生 生誕125年の記念大会でもあります。
大東流や柔道は始めていましたが、よその道場で私が初めて習ったのは和道流です。
同じ空手の中でも大変愛着があります。空手と柔術を融合した独特の技法は和道の名のごとく典雅です。
初代宗家には何度かご指導いただいたことを懐かしく思い起こされます。また、初めて演武を見たときの感激は忘れません。
2代宗家には浅草や鹿島や武道館などで何度もご一緒させていただき、多くのご教導をいただきました。
今、3代目の演武を拝見していると思わず胸が熱くなります。
先々代と同じ技を50数年の時を経て再現される素晴らしいさに胸が震えます。
一刀流においては何百年かの時を経て継承していることは奇跡に近いことだと感じますし、大東流においては惣角先生の技の再現をすることが、使命なのだと痛感させられました。
古流を継承することの意味と意義を感じる大会でした。