ゴールデンウィークを挟んでイタリアのミザーノというアドリア海に面した保養地でセミナーを行ってまいりました。本部長先生の随行として長谷川先生、臼山先生と4名で参加してまいりました。
2日間3回のオープンセミナー(大東流の門下生以外、他流や他の武道の人々)と
2日間3回のクローズドセミナー(大東流の門下生だけ)を行ってまいりました。
このオープンセミナーには他流や他の武道の経験者が多数参加します。大東流とはどんなものだ?と道場破りのようなセミナー参加者もいます。この人たちの扱いには毎度苦労させられますし、ここが腕の見せどころという側面もあります。本部長の人扱いのうまさには舌を巻く思いです。
今回はセミナー会場がリゾート地ということもあり、宿泊参加者は私たちと皆同じホテルでしたので、コミニケーションがよくとれるメリットがありました。また驚くのは挨拶の良さです。後からレストランに入っても全員立って私たちを迎えます。この辺はこちらで教えたとこととはいえ素晴らしいことです。なぜ日本ではできないのだろうと思ってしまいます。
セミナーの前後にウルビーノ、ラベンナ、サンマリノ共和国などの世界遺産にも連れて行ってくれました。歴史がそのまま残るすごさと、その風景が心の中の故郷に帰ったような安らぎを覚える地であったことは驚きです。
リスコ先生、アレックス、ルカはじめイタリアの門下生の心温まる対応に大感謝です。