平成30年10月6,7日と鹿島神宮奉納演武大会と技術交流会を行ってまいりました。全国から34流派の先生方が集まり、武徳殿での交流会そして大神様の前で奉納する演武大会。大変勉強になる大会でもあります。
大東流には合気二刀流秘伝64か条があります。34流派中二刀流を使われたのは天道流薙刀術、心形刀流剣術、兵法二天一流剣術の3流派でした。他流の事でもありますので技の詳細は分かりかねますが、受けと攻撃に使われるもの、同時に二刀による攻撃に使われるもの、攻撃防御同時に係る間取りに関するもの。3パターンの使い方があると理解できました。合気二刀流秘伝64か条に似ているものもありましたし、違うものもあります。大変参考になりました。
もう一つ大変びっくりすることがありました。
直心影流薙刀術の演武です。(大変失礼な言い方ですが)動きの中で中墨が安定して動かない。ぴたった決まる状態です。凛として美しく無駄がない。うっとりして拝見いたしました。懇親会の席で梶山武子先生にお話を伺うと御年88歳。「3歳から始めて85年やっているのよ。」の言葉にびっくり。武道の奥深さを痛感し、自戒の必要性をことさら感じる大会でもありました。
また、来年が楽しみです。 ありがとうございました。