鹿島の大会は2日間にわたって行われます。 10月3日(土)は鹿島神宮の武徳殿で行われる術技交流会と懇親会。 そして4日(日)は鹿島神宮本殿への正式参拝と本殿前での奉納演武会。日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」の前での演武となります。
2日間にわたっての交流が計れることにより、日頃の武道の疑問やヒントを他流の先生から頂ける意義ある日でもあるのです。また、反対に流派や術技に対しての質問される恐ろしい日でもあるのです。今回も数人の先生方と意見交換をさせていただきました。
槍術は風傳流、宝蔵院流高田派、尾張貫流と3流派の先生方の演武を拝見いたしました。2間の長さの槍に対しての間盗みは容易ではありません。管槍等の速さは想像を絶するものでした。古来より「管槍は秀て早きもの故、心して向かうべし」とあります。
当流の一本捕に代表される対武器術の基本に変わりはありませんが、行うにはかなりの修練と工夫を伴います。長物対応が5か条技にありますので工夫を重ねたいと思います。演武を観させていただきヒントもいただきました。 何よりも建国神武神である武甕槌大神の御前で演武させていただき、武道を行うものとして最高の喜びです。日本の国の安寧と発展また当流の発展、門下生や道場関係者そして係る多くの皆様の健康安全を祈願させていただきました。