平成元年3月20日に宗家武田時宗先生より千葉県支部長を拝命して30年の年月が立ちました。大東流門下を育てるという使命をいただき、やっと少しずつ形になってきたところです。
遡るところ57,8年前自宅工場二階の道場に始まり、荒川の土手、葛飾支部道場、つつじが丘・東宝・愛国の各支部、そして大学の道場、禮楽堂や鉄舟会、不動寺の道場、現在の本部道場と振り返るといろいろなところで稽古をしたものだと思います。
30年前からは千葉県支部設立に伴って道場運営を行ってまいりました。最初の数年は新高根集会所、松が丘の柔道場、習志野台の自宅と練習場所には恵まれず稽古場所を探す日々が続きました。そんな中、やっと船橋市の武道センターで稽古を行うようになってからは稽古場所に苦労することはなくなりました。門下生も増え始め落ち着いて定期稽古ができるようになりました。その後、日本橋道場、両国道場と指導場所を増やしてまいりました。
現在落ち着いて稽古ができることを考えますと嬉しい限りです。宗家武田時宗先生や近藤勝之本部長のご指導はもとより一刀流の大石先生・宮内先生はじめ多くの先生方のご協力ご指導で何とかやってくることができました。
道場を行って最高の財産は門下生の皆さんです。いろいろな職業のいろいろな立場の皆さんが集まり、ひたすら武道の研鑽をする何よりもうれしいことです。また、この度は30周年のお祝いということで門下生の皆さんから素敵なメッセージ・お花・道場用のいす・記念の道着をいただきました。望外の喜びです。
門下生の皆様と40周年・50周年を目指して頑張ります。皆様ありがとうございました。