4月27日、28日、29日、30日と計8回のヨーロッパセミナーを行ってまいりました。
今回は地中海に浮かぶ景勝地マルタ共和国のゴゾ島で行われました。マルタは今日本でも人気の観光地ですがセミナー中は日本人に会うこともなくセミナー付の毎日でした。
マルタの生徒がそう多くない現状の中でロデリックは奮戦して頑張りました。ロデリックありがとう。
近藤勝之本部長指導の下、内容の濃いセミナーになりました。秘伝目録授与者は秘伝目録に沿い技の履修が進められ、その他のものは技の理解と習熟がかなり進みました。これは通い稽古との大きな違いになります。合宿やセミナーは指導者がつきっきりで指導するせいもありますが、効率的に通い稽古と比べると習熟が早いのです。
昔、惣角先生が10日間を単位に宿泊稽古をつけられ、多くの名人を作ったことからも考えられることです。今後このような集中稽古の可能性についても考えてみようと思います。
マルタのゴゾ島は太古の昔からの歴史あり、超絶素敵な海あり、おいしい食べ物あり、そして温かい人情ある素晴らしいところでした。もう一度行ってみたい素晴らしいところです。皆さんも一度お出かけください。
恒例のバーベキュー大会を行います。
日時:5月25日(土)18:00~20:30 雨天中止
場所:両国道場屋上予定
会費:大人1000円 中学生以下小学生500円 幼児0円
定員:50名まで
昇級審査日程
日時:6月28日(金)・30日(日)
昨年のモスクワセミナーのドキュメンタリーが届きました。ご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=yoiZb48lcU4&feature=youtu.be
4月20日に恒例の浅草古武道大会が行われました。
大東流としても本部道場から天野・吉澤・マーク・池島指導員が参加。
両国道場からは河野・滝口・味岡・前川が参加し、大東流としては大所帯の大会参加となりました。
天野の技はさすが長年の重みと風格がある素晴らしいものでした。
演武全体の構成上ダブってしまう技もあり、構成の再構築の必要を感じました。
両国道場の4人はというと、かなり頑張って稽古をしておりましたが、まだまだ技が軽く、付け焼刃の感は否めません。腰がまだできていない。武道としての普段からのしっかりした稽古の必要を感じた演武会となりました。
辛口の感想となりましたが次に向けて改善できるように指導してまいります。
4月28日(日)より5月5日(日)道場をお休みにします。
尚、同期間中マルタ共和国にて大東流のセミナーを開催しています。
2月3日日本武道館において第42回日本古武道演武大会が開かれました。
日本古武道協会設立40周年も兼ねた記念大会でした。前日の祝賀会には高円宮妃にも親しくご参列いただきました。
最初に参加したのが第2回大会ですから40年以上の年月が経過しました。
先師武田時宗先生も第2回大会と第3回大会(第3回と4回かもしれません)の2回の大会に出場されました。当時先師は高血圧でドクターストップがかかる中、大東流を多くの人たちに知らしめるその想いから大会出場を決行されました。NHKの生放送もあり大きく取り上げられました。当時先師が行われた9人捕の秘技は今も武道界で語り草になっています。
先師は1916年大正5年の生まれですので、当時63,4歳。今の私の年齢は先師を超えてしまいました。あの頃の先師の技のすごさを体現できない自分自身のもどかしさがあります。少しでも追いつけるよう稽古に励まねばと思う今日この頃です。
今も目を閉じれば、先師の裂ぱくの気合が闇を走ります。
https://www.facebook.com/masayuki.kondo2/videos/pcb.2026339040775711/2026338597442422/?type=3&theater