ゴールデンウィークを挟んでイタリアのミザーノというアドリア海に面した保養地でセミナーを行ってまいりました。本部長先生の随行として長谷川先生、臼山先生と4名で参加してまいりました。
2日間3回のオープンセミナー(大東流の門下生以外、他流や他の武道の人々)と
2日間3回のクローズドセミナー(大東流の門下生だけ)を行ってまいりました。
このオープンセミナーには他流や他の武道の経験者が多数参加します。大東流とはどんなものだ?と道場破りのようなセミナー参加者もいます。この人たちの扱いには毎度苦労させられますし、ここが腕の見せどころという側面もあります。本部長の人扱いのうまさには舌を巻く思いです。
今回はセミナー会場がリゾート地ということもあり、宿泊参加者は私たちと皆同じホテルでしたので、コミニケーションがよくとれるメリットがありました。また驚くのは挨拶の良さです。後からレストランに入っても全員立って私たちを迎えます。この辺はこちらで教えたとこととはいえ素晴らしいことです。なぜ日本ではできないのだろうと思ってしまいます。
セミナーの前後にウルビーノ、ラベンナ、サンマリノ共和国などの世界遺産にも連れて行ってくれました。歴史がそのまま残るすごさと、その風景が心の中の故郷に帰ったような安らぎを覚える地であったことは驚きです。
リスコ先生、アレックス、ルカはじめイタリアの門下生の心温まる対応に大感謝です。
昨年11月3日に近藤勝之本部長が藍綬褒章を受章されました。
長年の自衛隊における公同の業務に尽力されたものが認められたものです。
4月7日グランドヒル市ヶ谷において祝賀会が盛大に行われ、海外の支部のみなさんから温かいビデオメッセージを頂戴しました。
更に栄えある春の園遊会にも招待されました。
門下生としてまた弟として誠に喜ばしいことです。
本部長、このたびは大変おめでとうございました。
受賞者がすべて園遊会に参加できるわけではありません。本部長のご功績の賜物によるものです。
今回の受賞は自衛隊の募集という地道な公同の業務が認められたものです。仕事をされながら、大東流をこれほど普及させながら、公に地道に尽くされた功績によるものです。誠に頭が下がる素晴らしい実績です。
次は是非大東流合気柔術での勲章受章を門下生一同で積み上げてまいりましょう。
このたびは誠におめでとうございました。
6年間に渡り皆様とともに稽古した日本橋道場は東京駅前八重洲地区再開発の一環で4月20日をもって終了しました。
共に汗を流し仲間を作ってきた日本橋道場の思い出をみんなで分かち合いました。
さぁ、両国道場に集結だ。
稽古日: 日・火・金 (毎曜日でも・都合の良い曜日でも・自由参加)
時間: 18:30~21:00 (途中入退場可)
一刀流:金(第2,4) 10:00~12:00
平成元年3月20日に宗家武田時宗先生より千葉県支部長を拝命して30年の年月が立ちました。大東流門下を育てるという使命をいただき、やっと少しずつ形になってきたところです。
遡るところ57,8年前自宅工場二階の道場に始まり、荒川の土手、葛飾支部道場、つつじが丘・東宝・愛国の各支部、そして大学の道場、禮楽堂や鉄舟会、不動寺の道場、現在の本部道場と振り返るといろいろなところで稽古をしたものだと思います。
30年前からは千葉県支部設立に伴って道場運営を行ってまいりました。最初の数年は新高根集会所、松が丘の柔道場、習志野台の自宅と練習場所には恵まれず稽古場所を探す日々が続きました。そんな中、やっと船橋市の武道センターで稽古を行うようになってからは稽古場所に苦労することはなくなりました。門下生も増え始め落ち着いて定期稽古ができるようになりました。その後、日本橋道場、両国道場と指導場所を増やしてまいりました。
現在落ち着いて稽古ができることを考えますと嬉しい限りです。宗家武田時宗先生や近藤勝之本部長のご指導はもとより一刀流の大石先生・宮内先生はじめ多くの先生方のご協力ご指導で何とかやってくることができました。
道場を行って最高の財産は門下生の皆さんです。いろいろな職業のいろいろな立場の皆さんが集まり、ひたすら武道の研鑽をする何よりもうれしいことです。また、この度は30周年のお祝いということで門下生の皆さんから素敵なメッセージ・お花・道場用のいす・記念の道着をいただきました。望外の喜びです。
門下生の皆様と40周年・50周年を目指して頑張ります。皆様ありがとうございました。